(山下公園までフラッとミニツーリング。横浜市民の特典です(^^)
こんにちは。アクティブのイシダです。
毎日新型コロナ関連のニュースから目が離せない日々ですね。
でも、ようやく今週に入り全国的に緊急事態宣言も解除になり、「新しい日常」へとかじ取りを始めました。
今日は、英語指導や塾経営とはずいぶんかけ離れた記事になってしまうのですが、昨日、こんな見出しのニュースを読んで、感じたことがありますので、それについてアップしたいと思います。
ニュースの骨子は、感染拡大が止まらないニューヨーク市にて、市の用意したマスク750万枚を無償で配るというものでしたが、わたしがびっくりしたのは、
「アベノマスクの政策は、世界から失笑されている」
とか、マスコミでは散々アベノマスクのことを叩いていたけれど、政府がマスクを国民に配っているのは、日本だけではないんだ!!ということでした。
この記事、後ろの方には、各国の配布状況や受け取り方法、配布枚数などが表組になって紹介されていたのですが、
フランス、ベルギー、モナコ、スペイン などのヨーロッパ諸国、そしてシンガポール、タイ、マレーシアなどの東南アジア、あとは韓国、香港などの身近な国でも政府が郵送や主要駅・公営施設などで配布を行っているとのことでした。
ものすごく多くの国々でもマスクの配布は行われていたんですね!!
確かに、未だに届かない(おとなり、東京都民には届いているらしい)アベノマスクは、私も特に必要ない、というクチではありますが、あんなに「世界中から失笑されていて恥ずかしい」などと騒ぎ立てていたのに、その後、ほかの国々も同じように配布をしているという事実はほとんど報道をしていません。
ためしにGoogleで「アベノマスク 失笑」という検索をすると、出てくる出てくる・・・・!たくさんの情報が!!
一方、例えばモナコではアベノマスク配布を決めた4月7日の翌週に、日本と同様に郵送方式にて全国民に1人2枚の布マスクを配るという発表があったそうなのですが、それについては、色々な検索ワードを試して、ようやく少しだけの情報が出てきたという感じです。
このような、マスコミがお上を責め立てるという風潮と、それによって恣意的にゆがめられた報道。
こうした報道は、当然、不快に思うのですが、ただ単に不快、というだけではなく無意識のうちに私たちの「思考」が操作されてしまうというリスクがあることを感じます。
昨日、アクティブの先生から
「もしも私が感染してクラスターの発生源となってしまった際の責任問題の所在が分からず、どうしたらよいでしょうか」
という相談を受けました。
責任問題って・・・・。
感染したら有罪になるとでも思ってしまったのでしょうか。
こうした意識も、芸能人がコロナに感染したというニュースで、そうした芸能人が「不道徳、不適切な行動」といった論調で責め立てる報道があるから生まれてしまうのだと思います。
この頃、つくづく思うのが、
「日本の常識、世界の非常識」
という言葉です。(その逆もしかり、です)
まわりの雰囲気が、こういう考えが主流っぽいから・・・
というだけで「同調」してしまうのではなくって、もっと自分で物事の本質を考えて、判断をしてほしいなあ、と思います。
国際化・ボーダーレス社会の推進に寄与している英語の先生たちには、特にそういう思考を持っていただきたいなあ・・・と。
なんだか、えらそうなことを言ってしまいスミマセン。
「アベノマスク」に対する嘲笑的意識を、私自身も持っていましたので、自戒の意味を込めています。
誰かを責めることをストレスのはけ口にするのではなく、
「笑顔が笑顔を生む」という精神で、これからの日々を過ごしていきましょう♪
May 28, 2020 | 581 | スタッフブログ