(悠々と動く鯉のぼりを見て、季節を感じる今日このごろ。)
こんにちは。アクティブの石田です。
先々週、NYでロックダウン中に医療従事者を盛り上げる日課が出来ているという、という素敵なエピソードをご紹介しました。
一方、緊急事態宣言が出ている日本では、なんだかちょっと残念なニュースが多いなあ・・・という気がしてなりません。
その一つが、まるで吊し上げのように取り上げられている「営業中のパチンコ店への見せしめ、店名公開の刑」についてです。
反論されるのを承知で言うのであれば、パチンコ店って、喫煙者を多く受け入れているために、空調設備はかなり良い店が多いと思うのです。
天井も高めのことが多く、例えば座席を一つ飛ばしで座っていけば、少なくとも「密閉・密接」にはなりにくい場所なのかな、と感じます。
それに比べて、近所でOPENしているパン屋さん。
もともと人気のパン屋さんだったのですが、外食が何となく不謹慎のような気になってしまった風潮のせいで、時間帯を問わず、常に混雑しています。
先日、一度だけ買いに行ったのですが、「これぞ三密」というぐらい、狭い店内は人であふれていて、むきだしのパンを色々な人がトングで取っては戻し・・・そしてレジ待ちの人たちがパンの間の通路をふさいでギューギューの状態でした。
この列に並んでいる人たちのなかに「パチンコ店はけしからん!!」と思っている人がいるとすれば、なんだかなあ・・・・という感じです。
パチンコ店だって、そこで生活費を得ている従業員さんが働いていらっしゃいます。
お店側としても、自粛をしたところで政府から出る補償は1店舗の最高額で50万円程度です。(地区によって異なります)
一方、パチンコ店の固定費はどんなに小さなホールでも数百万円はくだらないでしょうから、補償額では到底損失を補填できません。
今の状態で閉めろというのは、倒産をするか従業員を首切りしろ、と言っているのに等しいのではないでしょうか。
だからと言って、「営業を続けるべき」とまではもちろん思いませんけれど、
「なんでパチンコ店ばかりを総攻撃するんだろう」
とは思ってしまいます。
ストレスがたまっていて、
「私が我慢しているんだから、我慢していない人がいるっていうことが許せない!!!!」
という気持ちが先行してしまっているのでしょうか。
パチンコ店に通っている人を「正しい」とは思いませんが、たぶん、多くの方が「依存症」の方なんじゃないかなー、と思っています。
アルコール依存症などと同じで、専門機関での治療が必要な人たちです。
そんな人たちを責めるよりも、もっとこの時勢に、助け合いをしている優しい人たちがたくさんいます。
マスコミには、ぜひそういう方々やそういったエピソードの方を「ずっと多めに」ご紹介してほしいなあ・・・とお願いしたいです。
笑ったり、ほっこりすると免疫力も上がるような気がします。
あしたから5月。
青葉と青空の綺麗な季節ですね。
空を見上げて、笑顔を忘れずに過ごしたいですね♪
Apr 30, 2020 | 603 | スタッフブログ