(やってしまいました、デザート5種盛り。完食できず、くやしー)
こんにちは! アクティブのイシダです。
先々週から、少しずつ英語教室と個人塾の集客について隔週ゆっくりペースでお話をしています。
前回は「口コミ」について、「期待以上」というキーワードが口コミを発生させる要因だというお話をしました。
今回は、集客ツールの王道??、いや、かつての王道、チラシについてのお話をしたいと思います。
今、小規模の塾や英語教室でチラシを作成して配っている教室ってあまりないのかな、と思います。
なんといっても、新聞の購読者数は減少の一途だし、手配りをしようにも、多くのマンションではポストに投函する前に管理人さんに止められてしまったりして、配ることさえひと苦労。
苦労して配っても、1000枚配っても1件のお問合せも来ないなんて、全然珍しくもなんともないし。
そう、だから、チラシについては、ここだけの話、「絶対やらなきゃ」という集客ツールではなくなってきているのかな、とも思います。
ただし!!
多くの人たちが撤退し始めてきているからこそ、目立つ、という意味ではチャンスですよ!
先日、テレビで潰れそうになっていたとんかつ屋さんが、あることをきっかけに今や繁盛店になった、というニュースをやっていたのですが、そのきっかけこそが「チラシ」を近所に配ったことだったのです。
そのチラシ、「お店の宣伝」ではなく、長々と、つらい胸の内を語った店長のお手紙。
まず、当店がいかに安い豚をやわらかく、おいしく揚げる工夫をしてきたかを伝えました。
そして、昨今の低価格チェーンなどに押され、味では負けないと思っているがどうしてもお客さんが離れていってしまっていること。残念だけど、ここらで、もうお店をたたまなければならないかなと考えている、ということを伝えたそうです。
すると、そのチラシを握って、多くの人たちが応援に訪れてくれて、「やっぱり美味しいよね」と言って下さり、いつの間にかまた繁盛しだしました、というものでした。
これで分かる通り、チラシは「全く読まれなくなった」というものでもないんですよね。
ちゃんと工夫をすれば、今でも集客ツールとして比較的安価で出来るツールなのかな、と思います。
では、次にその内容の工夫について。
まず、当然ですが、チラシは、読み手に「あれ、なんだこれ?」とひとめで興味を引かせる必要があります。
一瞬の興味を引かせることがないと、手に取ってもらうことが難しいからです。
ですので、チラシやフライヤーを作成する際には、まずこだわるべきは、
「キャッチコピー」です!!!
一瞬の見やすさ・興味喚起に力を入れて制作をすべき、ということですね。
前述のとんかつ屋さんの例のように、自分のスクールに対する想いなどを綿々と綴ってみても良いのですが、まずは「捨てられないチラシ」にする工夫を凝らしてみることが重要です。
でも、自スクールのキャッチコピー、と言われても、素人の自分にはそれほど良いコピーは思いつかないよ、というときにはどうしましょう?
そんなときには、もしもすでに教室に来てくれている生徒がいる場合には、
「なんでうちに来たの?」
と聞いてみてください。
自分では思ってもみなかった、面白い発想を与えてくれることがありますよ。
また、チラシはインターネットと違って「問い合わせをする」というアクションを起こすまでの距離が長い広告媒体です。
電話・メールなど、チラシとは違う方法・媒体に移さないと、アクションが出来ないからです。
そこで、せめてアクションを起こしやすいように、連絡先は複数チャネルを作ると良いと思います。
「電話はこちら、メールはこちら、FAXはこちら、ラインはこちら」
などなど。多いほど良いです!
さらに、連絡先は、分かりやすく目立つように表記させることも忘れないでくださいね!
はじめにお伝えした通り、チラシによる集客は年々難しくなってきてはいますので、もしもチラシをまいて全く反応がないことに落ち込んでしまうようでしたら、無理して続けずに、少しお休みをしてしまっても良いのです。
少しして、気持ちが落ち着いたら(?)、またいつでも始めることは出来ます。
良いときもあれば、悪いときもある。
そんな風に、大きく構えて集客に取り組んでいけると良いですよね。
Oct 10, 2019 | 645 | 教室運営について