(一面の花畑。キレイですよねー♪)
前回、生徒が英語教室や個人塾に入会するまでにたどる行動について、5ステップに分けてご紹介をしました。
覚えていらっしゃいますか?
【ステップ1】 スクールの存在を知ってもらう
【ステップ2】 来てみたいと思ってもらう
【ステップ3】 連絡を取ってもらう
【ステップ4】 来てもらう(体験や見学)
【ステップ5】 入会・入塾
でしたね!
今回は、前回お伝えした「入会までの5ステップ」の、ステップ1だった部分。
「スクールの存在を知ってもらう」
についてお話しします。
生徒の募集活動でもっとも有力で効果的な方法は、なんといっても口コミ、ですよね。
英語教室や学習塾など、子供向けのビジネスの場合には特に、口コミは重要な広報になってきます。
わたしも親だから分かりますが、子供は行動範囲が狭いですので、まずは近隣で、だれかお友達が通っているところ、評判を聞けるところ・・・という感じでまず動いていくんですよね。
ですので、口コミをしてもらう大前提として、まずは地域の人に教室のことを認知してもらう、ということがとっても大切になってきます。
ネット社会の現代では、テレビも含め、いわゆる広告・宣伝の効果は減少してきています。
新聞を購読している家庭も減ってきて、折り込みチラシも量が減ったような気がします。
(相変わらず大手塾のチラシは毎週のように入っていますが・・・)
でも、代わりにTwitterやInstagram、LineなどのSNSを利用する人は増えてきています。
「みんなが良いと言っている」
ということを判断基準に、商品やサービスを選ぶようになったんですね。
子供向けの習い事であれば、特にその傾向は顕著です。
情報発信は、気長に。辞めずに。
スクールの存在を知ってもらうために、小規模スクールは何ができるでしょうか。
まずは、教室というのが、地域コミュニティ・ビジネスなのだということを肝に銘じること。
そして、地域の人々が集まるイベントには積極的に参加して、地元の人脈を広げると、非常に有利に広報が出来るようになります。
地域の人に、教室の存在を認めてもらい、地域にうまく溶け込めるように努力をしてください。
よく政治家が、色々な町内イベントに出たり、学校行事にも参加したがるのはそういうことですよ。
なにはともあれ、まずは教室の存在をお住いの小学校区内の人たちを中心にして、知ってもらうという取り組みをしてみてくださいね!
ところで、
「何より効果があるのは口コミ」
というのは確かにそうですが、口コミが効いてくるのは、ある程度スクールが軌道に乗って、口コミをしてくれる生徒数が一定以上になってからですね。
では、開校してすぐなど、口コミにはまだまだ頼れない、という場合にはどうしたら良いのでしょうか。
↓
↓
↓
↓
答えは、
「とにかくいろいろ試してみる」です。 あ、拍子抜けしました?
ホームページ、ブログ、チラシの制作など、最低でも行うべき広報活動は全カバーできていますか。
その他、FacebookやTwitter、InstagramやLine@での情報発信もメジャーになってきましたよね。
・・・・でも。もちろん、言うは易しだけど・・・・ということも分かっています。
全部を取り入れて実行、さらに継続する、っていうのは本当に難しいですよね。
特に、数少ない講師が運営と生徒指導を一手に引き受けているような、小規模スクールであればあるほど、
「ブログの記事に頭を悩ませる暇があれば、生徒のために授業の予習をしたい」
と考えるのももっともなことです。
嫌にならない情報発信なら、続けられる。
そこで、私がおすすめするのは、
「いろいろ試してみて、自分に合っている方法や、苦になりにくい広報手段」
を絞って、それについては辞めてしまわずに継続していく、ということです。
例えば、文章を書くのが好きならば、ブログを毎日アップして教室の様子を知らせる。
写真が好きならば、授業の様子をこまめに撮影してTwitterやInstagram等でアップする。
ランニングが趣味ならば、毎月〇枚、と決めてジョギングがてらチラシのポスティングを行う、などです。
次回は、そういった生徒の募集ツールを一つ一つ取り上げて、その特性や特長についてお伝えしていきたいと思います。
また再来週にお会いしましょう!!
Sep 12, 2019 | 877 | 教室運営について