(海のそばに行きましたが、あいにくのお天気でした。でも写真だと結構キレイ!)
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このブログは英語の先生や英語教室・個人塾の運営者さんに役に立つ情報をお届けすべく、週2回のペースで記事をupしています。ぜひ定期訪問お願いします!
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こんにちは。
今日は教室運営ではなく、先生として子供たちに何かを指導をしている講師の方々にお伝えしたいことを書いていきたいと思います。
先日、仕事関連で学習塾を運営されていらっしゃる方とお会いしました。
個人でやっていらっしゃる教育熱心な素敵な男性で、色々と教育関連のことで勉強になる情報を惜しげもなく教えて頂きました。
現在、来年からの小学校英語本格導入を受けて、各出版社から新刊が続々発刊されているのですが、
「あの新刊は面白くなかった」
「この出版社はあまり好きじゃないが、この新しいテキストだけは良かったよ」
など、非常に研究熱心でした!
わが身を振り返って、
「もっと英会話スクールや学習塾といった業界の情報に精通していなければ」
と猛省させられました。
小学校の英語教科書、ニーズも年々変化してきており、それに対応させるためにはアクティブのテキストやマニュアルも、いつまでも「おんなじものをずーと使い続ける」という体制ではだめだな、と思います。
ちょうど、先週にお伝えした「常に変わることを恐れない」という記事でも熱弁?をふるった通り、教材についても使い慣れたものを手放す勇気を持たないとダメですよね。
カリキュラム・教材の変更/修正には時間と労力がかかってしまうために、なかなか踏み出すことが出来ない分野なのですが、今後もよりよい教材を求める姿勢を忘れないようにしたいな、と思っています。
変更した途端に、社内にある教材が「不良在庫」になってしまうのが、いつも悩みどころなんですけれどもね。
塾ではそうでもないかもしれませんが、英語教室などは教材販売というのは、多くの教室で、結構貴重な収入源になっているかと思いますので、特に慎重になりますよね。
でも、時代は「所有しない。サブスク(subscription=日本では定期購買の意味としてよく使われている)傾向」です。
今後は、どの教室も教材売上の利益に頼らない教室運営が必要になってくるのかな、と思います。
・・・おっと違った。
教室運営の話ではありませんでした。
教室運営ではなく、イチ先生としても、見習いたいことだな、と思ったという話でした。
「使い慣れている教材」以外にも、世の中にはもっともっと便利で良い学習ツールが開発されているかもしれません。
先生は、保守的にならず、そのあたりのアンテナは常に張っておくようにしていけると良いですね!
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さて、今回ご紹介するのは、その塾経営者様から教えて頂いた、ちょっと面白い本です。
皆様は、英語の教科書、何で学びましたか? ニュークラウン?ニューホライズン?私立であればプログレスという方も? あ、うちの子どもの中学はCOLUMBUSだったかも・・・。
ですが、昭和世代のわたしたち(??)であれば、ニューホライズンは結構メジャーな教科書でしたよね。
それが、これです!
そのニューホライズンの主人公が大人になって読者を英語ナビゲートしてくれるというものだそうです!
ぜひ次に書店に行ったら中身をもっと確認したいと思っています♪
・・・・そして、これは英語学習書ではないのですが、実は上記と同じ試みのショートストーリーを読んだ覚えがあって、色々と検索をしていたら、出てきました!!
「永遠のジャック&ベティ by 清水義範」
紹介文は以下。
「英語教科書でおなじみのジャックとベティが50歳で再会したとき、いかなる会話が交されたか?珍無類の苦い爆笑、知的きわまるバカバカしさで全く新しい小説の楽しみを創りあげた奇才の粒ぞろいの短篇集」
この本は以前図書館で借りて読んだのですが、正直申しあげまして私はまだジャック&ベティ世代ではないため、イマイチそのユーモアが分かりませんでした。。。
ただ、このショートストーリーをざっくばらんに言うと、
「昔の英語教科書は、なんて不自然な会話を掲載していたんだ、ということをシニカルな笑いに誘導しようとしている話」
です。
しかし、時代は変わりました!
現在子供の使っている教科書はカラフルで、とっても良く出来ていますよ!
ぜひみなさんも一度「教科書ガイド」などをご覧になってみてください。
はっきり言って、下手な参考書よりもずっと良く出来ていますし、子供を楽しませようという工夫が至る所に感じられます。
色々な新しい教材を探すと共に、こういった現代の教科書をもう一度じっくり読み返す、ということもものすごく勉強になりますね!
本格的な夏が始まりますが、夏休みのどこかで、そういった「業界研究、教材研究」の時間を取りたいと思います!
Jul 19, 2019 | 1343 | 英語教室&先生向け記事