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この記事はシリーズものです。
宜しければ こちらの「その1」 からご覧ください!
今日は生徒集客について、
派手な広告だけで集客できる時代は終わった
というテーマで書いていきたいと思います。
小さな教室を運営していると、集客がうまくいかないときに、ついつい
「大手みたいにバンバン広告費を使えないしな」
なんて言い訳をしてしまいがちです。
でも、必ずしも、広告費に比例して多くの生徒が集客できるわけでも、ないのです。
今さら言うまでもないことですが、インターネットやSNSの普及によって、以前に比べて飛躍的に、大量の情報を簡単に手に入れることが出来るようになりましたよね。
SNSが普及をする前までは、「あーなんだっけ?思い出せない!」ということがあると、物知りの友達に聞くか、どうしても必要だったら図書館に行ったり百科事典を見るしかありませんでした。
でも、今はほとんどのことは「グーグル先生に聞いてみよ(ネット検索しよ)」で事足りてしまいます。
そうすると、どういうことが起こるかというと・・・?
旧来の派手なテレビCMや、大量のチラシ配りをしただけでは、生徒は増えていかなくなったのですね。
見せかけの宣伝だけでは、お客様は寄ってきてくれなくなった、ということでもあります。
消費者が、もっと詳細の情報まで得てから、行動を起こすようになったのです。
でも、これって、逆に言えば広告予算が限られている小規模スクールには、むしろチャンスとも言えることですよね!
小資本でも勝つ!
頑張ろう、わたしたち!(^^)
教室繁盛の必須要件はもちろん授業クオリティの向上ですが。。。
このシリーズでは、この業界に長いわたしが、近年の動向や集客について感じていることなどをお伝えできれば・・・・と思っているのですが、その前に、大前提となることを。
ある話題のラーメン屋さん店主がインタビューで、
「人気ラーメン店を目指している。結果として味を追求している。」
と答えているテレビ番組を以前に見たことがあり、
「うーん、なるほどな~」
と思ったことがあります。
「ラーメン好きが高じて」「ラーメンの味を追求していて、自分で店をやろう!と思った」
という人が多いかのかな?と思っていたのですが、この方は、ラーメン好きという前に、商売として「儲けたい、人気店になりたい」が先。
そしてそのための手段として「おいしい味を追求」ということに至った、という話でした。
もちろん、繁盛店になるためには立地条件や価格設定などの、味以外の要素も重要になってくるということは容易に想像できます。
ですが、そういった最低限のお店経営努力は当然した上で、「やはり味の追求が(も)必要」と語る繁盛店の店主が言う言葉、深いなあ・・・と感じ入りました。
英語の先生の中には、「味の追求」には余念がないけれど、人気ラーメン店は目指したくない、どちらかというと「いつの間に人気店になっているのが理想」という方もいます。
でも、集客も、授業のクオリティ向上も、どちらもバランスよくする必要があるんですよね~。
たまに「集客はいやだし、なんか、恥」と思っているのではないか、という方にも出会いますが、なんだろうな~と思います。
教育と商売って、確かに馬が合わない部分はありますが、質の良いサービスを提供して対価を請求することに何らやましい思いを抱く必要はありません!
教室繁盛のための様々な工夫と授業のクオリティを追求、どちらにも気を配れるように、気をつけたいですよね。
Jun 28, 2019 | 707 | 教室運営について