※※※※※※※
このブログは英語の先生や英語教室・個人塾の運営者さんに役に立つ情報をお届けすべく、週2回のペースで記事をupしています。ぜひ定期訪問お願いします!
※※※※※※※
こんにちは。
今日から、シリーズものとして「学習塾と子供英語教室の生徒集客」について書いていきたいと思っています。
この記事は、以前にアメブロをやっていた際に書いていたもので、わりと反響を頂きましたので、一部加筆修正をいれながら、こちらのNEWブログに移設させていこうと思っています。
途中、別の最新記事も交えながら少しずつ移していく予定です。
どうぞ宜しくお願いします。
■少子化が塾を潰しているのか?
先日、ある塾業界向けのニュースレターを読んでいました。
すると
「少子化問題が塾業界全体を縮小させてしまう」
という少々おっかない内容の記事がクローズアップされていました。
平成28年度の小学校4年生の数字と中学校3年生の数字を比較して、都道府県別に一覧表にしていたのですが、確かに、どの県をみても軒並み小4生のほうが中3生よりもかなり少ない数字でした。
その減少率は、少ない神奈川県・千葉県などでも2-3%、平均では6%以上というもの。
東北などでは16%を超える県もあり、確かにこうした県ではスクール経営にとっての重要な問題として、少子化をとらえる必要がありそうです。
その記事では、
「高校全入時代が加速し、入試に必死にならなくても、だれでも高校へ行ける。結果として通塾率が落ちるため、生徒減少数平均の6%を大きく上回る生徒数の減少が予測される」
として、塾への危機感を煽るような内容で結んでいました。
生徒を呼び寄せる魅力のあるスクール作りにもう一度立ち戻る。
でも、そんな中でも伸びているスクールは当然ありますよね。
減少率の少ない都市圏などでは、新興塾が勢いを伸ばしている事実も見逃せません。
「悪いのは少子化だ」
と言ってしまえば楽ですが、
「生徒を呼び寄せる魅力のあるスクール作りに欠けているかもしれない」
という視点で、日々努力を怠らない謙虚さも必要ですよね。
自戒の意味も込めて・・・ですが。
そんなわけで、次回からは英語教室や個人の学習塾のオーナーが、生徒を集めるために出来ること、について少しずつ話を進めていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願い致します。
※2019年6月加筆
記事中では平成28年度、つまり2016年度のデータが使われていました。
3年たった今、業界ではむしろ中学生の通塾よりも「高校生向けの講座開講」および「小学生英語」に注目が大きく集まっています。
少ないパイを争わずに、今まで(他校が)ターゲットにしてこなかった層を早く取り込んでスタートダッシュをしよう、という動きが活発化しているような気がします。
ただ、心配なのは「個人運営塾」そのものが年々苦戦を強いられていることです。
私の住んでいる町でも、個人の飲食店はどんどん潰れていって、チェーン店ばかりが新たにオープンしています。
なんだか、塾や英語教室も同じような道をたどりつつあるのかな・・・・という悲観的な考えが捨て切れません。
アクティブも含め、小資本で大資本の会社と戦うには、本当に色々な工夫が必要になってくると思います。
これを読んでいる先生や教室長の方も、ごいっしょに色々意見交換ができたら嬉しいです。
ブログへのご意見・ご感想は右上の「お問合せ」から、ぜひお送りくださいね!
Jun 21, 2019 | 913 | 教室運営について