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こんにちは。
アクティブ英会話のイシダです。
今日は、英語講師ならば、聞いたことのない人はいないと思うのですが「フォニックス」についてです。
ただし塾関係の方などで、「え?何それ?知らないけど?」という方向けに念のため。
フォニックスとは、
英語のつづり=「スペリング」と「発音」との関係のルールを教える教授法のこと
です!
フォニックスについて、詳しくは、当社の別運営サイト「アクティブ英語教育ナビ」でもよく取り上げていますので、もしももう少し詳しく知りたい方は、こちらの
の記事もごらんくださいね。
最近は少し下火になってきましたが、一時はどこの英会話教室でも
「うちはフォニックスをやっています!」
というのを売りにしていて、生徒の保護者様からも
「おたくはフォニックスをやっていますか?」
というご質問を受けることがたまにありました。
でも、フォニックスは基本的には「音と文字」について学ぶものです。
だから、3-4歳の幼児期からに、熱心に「文字」にからんだ学習法を取り入れる意義があるかどうか・・・ということについては、少し疑問の声もあるんです。
そこで、正統派の「読み書き指導」とは少し外れて、「Zoo Phonics」というものがあるのを、ご存知でしたでしょうか?
これは、幼児がフォニックスの音と規則を楽しく早く覚えるために、アルファベットの文字と26匹の動物キャラクターを組み合わせて、TPR(Total Phisycal Responseの略。楽しく体を動かしながら英語のリズムをつかんでいく教授法)と一緒にフォニックスを覚えていく、という方法だそうです。
はじめは、
「フォニックスを売りにしている英語教室のこと??」
とか思ったのですが、もともとは、複雑なフォニックスのルールを楽しく学べるようにアメリカの小学校の先生が開発した「教授法」なんだそうです。
日本では、首都圏を中心にこちらの教授法を使った英語教室をブランチ展開しています。
私個人的には、フォニックスを使った英語学習についてはその利点を感じる面も多いですが、ことさら過剰にフォニックスに固執するのはナンセンスだという考えです。
ですが、子供が楽しくフォニックスの知識を身につけると、その後将来的に、単語を覚えていったり発音の練習をするのにとても役立つことは間違いなしだと思います。
今回ご紹介のZoo Phonics、詳細については私も勉強不足でご紹介できる立場にもありませんが、フォニックスという教授法をうまく活用する、というのは良い英語習得方法じゃないかな、と思いますよ!
それにしても、指導者って、日々自分自身が、勉強、勉強ですね。
Jun 11, 2019 | 1466 | フォニックス入門