皆様、こんにちは。アクティブスタッフのHです。
不加算名詞「英語で文法を説明する」シリーズ。
実は、自分でも文法の復習をするのに役立っています。
時には横道にそれてしまうこともあるかも知れませんが、これからもお付き合いいただけると嬉しいです。
さて、前回謎が深まってしまった不可算名詞ですが、今回は、この不可算名詞の概念について、さらに掘り下げたいと思います。
不可算名詞
⇒Most noncount nouns refers to a “whole” that is made up of many individual parts.
ということは、概念としてなんとなくつかめていますよね。
不可算名詞を、もう少し感覚的につかむためにも、具体的な例をいくつか挙げてみます。
例1
I bought some chairs, tables, and desks.
In other words, I bought some furniture.
×I bought some furnitures. (furnitureは複数形にしない)
Furniture represents a whole group of things that is made up of similar but separate items.
例2
I put some sugar in my coffee.
×I put some sugars in my coffee.
Sugar and coffee represent whole masses made up of individual particles or elements.
砂糖は、個々の小さな粒がまとまって、砂糖というものを作り上げている、っていう感覚でしょうか。
もちろん、小さな粒一つ一つも砂糖に変わりはありませんが、それを数えるのは無理、だったら、まとめてしまおう、っていう感覚なんでしょうか。
例文のように、前にsomeが付くと、どうしてもその後ろの名詞は複数形にしたくなっちゃいますよね。
でも、必ずしもそうではないわけです。
ところで、砂糖やコーヒーなどの量を示したいときは、
sugar coffee
については複数形にはせず、
two spoonfuls of sugar、とか、
three cups of coffee
のようにunit expressionを用いて、unitの部分を複数形にします。
オマケ:unit expressionの例
a glass of water
three glasses of water
↓
水は一個、2個って数えられないけど、グラスなら数えられる、ってことですね。
なので、この部分が複数形になるのです。
他にも、身近なものの数え方として、
a quart of milk,
a loaf of bread,
a grain of rice,
a bowl of soup,
a piece of furniture,
a bag of flour,
などがあります。
例3
I wish you luck.
Luck is an abstract concept, an abstract “whole.” It has no physical form; you can’t touch it. You can’t count it.
概念は、触れない、数えられない、ってことですね。
さて、次回は、一般的に不可算名詞として良く使われるものを種類別にまとめて、不可算名詞のシリーズの締めくくりとしたいと思います。
また見てくださいね~!
May 24, 2019 | 776 | 英語力を磨く