さて、今日は前回に続いて、
『Singular Expressions of Quantity : one, each, every』第2弾
と題してお送りします。
前回は、
Each:(2つ[2人]以上のうちの)それぞれの
2つ以上のものについて,個別に指し示すときに用いる。
Every:どの…もみな,あらゆる
3つ以上のものについて,全体をイメージしてから個々のものを同じようにとらえる。
という辞書の説明をご紹介しました。
ところで、eachとeveryについて、文法書には次のような説明があります。
Each and every have essentially the same meaning.
- Each is used when the speaker is thinking of one person / thing at a time.
つまり、
Each student has a schedule. というのは
Susan has a schedule.
Tom has a schedule.
Sara has a schedule.
Carl has a schedule.
ということになります。 つまり、個別に指し示す ということです。
次にEveryについてみていくと・・・
- Every is used when the speaker means “all.”
つまり、
Every student has a schedule. = All of the students have schedules.
↑
全体をイメージしてから個々のものを同じようにとらえる。
Each and every have essentially the same meaning.
・・・・と言いつつも、なんとなくニュアンスの違いがあるのですね。
う~ん、、、難しい。。。
意味は理解しても、感覚的に言葉を理解することは、やはり難しいですね。
先日、ミャンマーから日本の大学に留学している学生さんとお話をする機会がありました。
とても上手な日本語で、よく短期間にあれだけの日本語ができるようになるものだ、と感心しきり。
私たちの日本語も、感覚的な言葉はたくさんあるので、外国の人を悩ませているのかもしれませんね。
それではまた~!
Aug 20, 2020 | 638 | 英語力を磨く