(アフタヌーンティーで食べてきました♪)
新型コロナウィルスの影響で、塾業界全体、そして社会全体の景気が後退してしまうという懸念が日に日に強くなってきます。
今回の、政府が決めた学校一斉休校のインパクトは本当に大きいです。
一斉休校を受けて、関東の多くの塾では当面の間の休校を決めたところが多いように感じます。
確かに、自分の教室から感染者が出た場合、メディアに取り上げられて名前も公表されるでしょうから二度と運営を再開できなくなりそうで怖いです。
くら寿司のバイトくんたちのいたずら動画投稿の例もそうですが、今まで築き上げてきたものが一瞬にして無くなってしまう。本当に恐怖ですよね。
民間教育団体としてこのまま運営が立ちいかなくなってしまうかもしれない・・・という危機感はありますが、一時的にでも閉所をしないとなると、今度は感染リスクだけでなく、社会的評価という面でもリスクが大きすぎます。
売り上げ減のリスクよりも、開所して何かあった場合の反響を思うとそちらの方がずっと怖い。
教室を開けても、閉めても、どちらも恐怖という手詰まりの状態で苦しんでいる方々も多いと思います。もちろん、私もそのうちの一人です。
ただ、関西の方では今から受験本番、という地区もあります。
これから受験を控えたような地域では親御さんを含めた当事者としては「今、リズムを崩されたくない。出来れば開所してほしい」という気持ちの方が強いのではないでしょうか。
開所するのか、一時閉所するのか・・・・・。
その判断は、もちろん運営者が決めてよいのですが。
アクティブの場合には、幸いにして個人宅での家庭教師レッスンということもあり、一斉の休校にはしませんでした。
とある関西にある塾では、勇気ある(?)閉所見送りを決めたようです。
ただし、感染予防のために以下のような対策を保護者に案内していらっしゃいます。
・適切な環境の保持のため、授業の入れ替え時に換気を実施。
・授業の入れ替え時に、使用した机をアルコールタオルで消毒。
・いつもより机と机の間隔を開けて配置。
・講師は、出勤前に各自が必ず検温。
・授業の際はマスク着用。
※生徒へのお願い
・入室の際は、入り口にあるアルコールタオルで必ず手を拭いてください。
・授業時・自習スペース利用は、可能な限りマスクの着用をお願いいたします。
・咳エチケット。
・体調がすぐれないときには欠席をお願い。
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こうした対応を迅速にできる塾。
素晴らしいな~、と思いますが、もちろん学校が休校の間は閉める、という決断をされたとしてもそれが間違っているとは思いません。
実際、ウイルス拡散防止のためには日本人全員が引きこもりになればなるほど有効なんでしょうから。
でも、わたしは、とにかく人々のパニック行動と、それに伴う経済の衰退が怖いです。
全員が引きこもったら、間違いなくバブル崩壊以上のダメージを日本、そして世界は負います。
だから、私は無理やりにでも「いつも通り」を決め込んで行動したいと思っています!
いずれにしても学校は唐突に、長期のお休みに入りました。
そんな今、民間の教育団体ができることはなんでしょう?
考えても考えても結論はでませんが、子どもたちの大切な学年替わりの時期。
なんとかサポートを続けられる団体が少しでも増えてほしいと願っています。
Mar 04, 2020 | 1534 | スタッフブログ